長野で板金修理をお考えの方はいらっしゃいますか？そもそも板金の具体的な意味や内容について、よくわからないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。こちらでは、板金の詳しい意味や、実際の作業工程についてご紹介いたします。

車の修理について調べていると、よく「板金」という言葉を目にしたり、耳にしたりするのではないでしょうか。自動車修理工場のことを「板金屋」と呼ぶときもあるため、業界では普通に通用する言葉になっているようです。

しかし、日常生活において馴染みのある言葉になっているかといわれると、決してそうではないでしょう。まずは、「板金」という言葉の意味について整理していきましょう。

板金とは、へこんでしまったりキズがついてしまったりした車を元の状態に戻す、修理すること全般を指す言葉です。細かい作業工程については後ほど紹介しますが、大まかに板金作業ではへこんでしまった部分を裏側からハンマーで叩いて元に戻したり、キズついた部分に処理をしたりします。自動車修理工場が板金屋と呼ばれているのは、修理を行う場所であるためです。

最近ではパーツ交換やパネル交換も板金と呼ばれていますが、本来板金とは交換作業ではなく、あくまでも修復作業を意味する言葉です。

また、へこみやキズの修理を行う以外に、塗装も含まれています。板金の中でも塗装を伴うものを、「板金塗装」と呼んでいます。車の塗装は、使用環境の影響で購入時の色合いからは大きく変化しています。塗装を施す際には、それぞれの車に合った色を用意する必要があるのです。

ベースとなる色に従いながらも、1台1台車の状態に合わせて塗装を行っていくのは、まさに職人技といえます。板金は修復から塗装まで、全工程において高い技術や知識・豊富な経験が求められる作業なのです。
部品交換を必要としないため修理費用を抑えることができますが、技術が必要になるので、業者選びは慎重に行いましょう。

ここからは、板金修理の細かい作業工程についてご紹介していきます。作業工程は、要望がへこみ修復なのかキズ修復なのかで変わってきます。

へこみ修復の場合、初めにへこんでしまった部分の引き出し作業から入ります。引き出しを行う際は、場合によって修復箇所の塗装をはがす必要があります。塗装をはがす必要が出てくるのは、車の表面からへこんだ部分を引っ張るときです。専用の器具を修復箇所に溶接するため、一部塗装をはがします。

裏からハンマーで叩く方法や、表面から引っ張り上げる方法であっても、元の高さより高くなっては意味がありません。上に上がりすぎたものを元に戻すのはより困難な作業になるので、どの程度の力で元の位置まで戻すかは職人の腕の見せ所になっています。

へこみが元の位置に戻ったら、次は細かい凹凸を「パテ」という器具を使って平らにするパテ塗研磨作業へと移ります。
修復部分が平らになった後は、塗装をはがした部分に今の車体の色と全く同じ色に調整した塗料で再塗装を行います。再塗装も車体と色を合わせるのが非常に繊細な作業になります。
へこみ修理の引き出し作業と塗装作業は同じ工程であっても、必要な技術や知識が全く異なるため、それぞれの専門家が担当するケースがほとんどです。

次にキズの修復の場合、まずはヤスリでキズ周辺を塗装も含めて研磨し、キズを落としていきます。キズが落ちたら、削ってしまった分の塗料を塗り、周辺部分とムラがないよう、余計な量を削り平らにしていきます。
周辺とのムラがなくなったら下地を塗り、仕上げの塗装を塗って完了です。

へこみの修復にしろ、キズの修復にしろ、仕上がりをキレイにするためには信頼できる専門家に頼むのが1番です。何か気になる点がある際は、ぜひトータルリペア清水へお問い合わせください。

板金を簡単に表現してしまうならば、車にできてしまったへこみやキズを修復し、元の状態に戻す作業のことです。

しかし、へこみやキズの修復を行う工程はとても繊細な作業で、専門家でなければ満足いく仕上がりにならないでしょう。板金修理を業者に依頼する際は、作業を行うスタッフや実績を比較し、信頼できる業者に預けることをおすすめします。

長野で板金修理を検討されている方は、トータルリペア清水にご相談ください。自社工場にて修理を行います。2級自動車整備士の資格を保有するスタッフが在籍しており、お問い合わせの段階から施工、アフターフォローに至るまで、責任を持って対応いたしますので、仕上がりに自信があります。豊富な実績のもと、様々なケースに対応いたしますので、ぜひお問い合わせください。